t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログです。

私が考える脳の機能マップ ~ 物事を記憶するための方法論

脳について

脳という器官は、科学的にまだ解明されていない。
そのため脳科学と称した書籍や情報には憶測や素人考えのものが多いらしい。
そもそもWikipediaの脳科学という単語を調べると、「神経科学の俗名であり、専門的・学術的な文献ではあまり使われない。」とのこと。

しかし中には、これまでの自分の経験からおそらくそうだろうと思われる信憑性の高いものもあり、これは物事の記憶(つまり学習)に使えそうなので紹介しておこうと思う。

まず、この図はどこかで見たことがある人もいると思う。
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顕在意識(けんざいいしき)というのは、いわゆる「意識」のことで、本人が認識できる範囲の感覚・感情・記憶などである。潜在意識(せんざいいしき)とは、本人が認識していない意識の深層部のことで、無意識とも呼ばれる。

たとえばべろんべろんに酔っぱらっても無意識に家までたどり着くことができる。私は自分の経験から、あれは潜在意識による自動制御ではないかと思う。

潜在意識をどうこうすれば云々という本もよく見かけるけれど、ちょっとこの三角形は脳の機能を表すには単純すぎる気もする。

かといって、解剖学的に見ていくと機能の違う部位はこんなにたくさん。
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ブロードマンの脳地図 - Wikipedia


さっぱり意味が分からない。

そこで、巷にあふれる情報と自分の経験をもとに、自分が納得できる脳の機能マップを作ってみた。

私が考える脳の機能マップ

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まず図の赤い部分が、あなた自身である。
喜怒哀楽などの感情や、熱い・寒い・痛い・かゆいなどの感覚も「自分」だと思うかもしれないけれど、私はこれらは「フィードバック機能」であって、意志や自我に影響を与えるものの、自我そのものではないと考えている。

自我の下にある潜在意識はあなたの意志をくみ取りつつも、基本的には自動制御されている。
外部出力は直接コントロールできると思うかもしれない。例えば「あ」と発音しようと思ったら簡単に言える。でも発声するとき、アゴや舌の形、息のコントロールまで意識しただろうか。おそらくは無意識にやっていると思う。

結局はこんな簡単なことでも、潜在意識が仲介しているのではないだろうか。

記憶のメカニズム

同じことは記憶にも言える。たとえば何かを思い出そうと思ったとき、脳のデータを検索しているのは誰か。まさかあなたの「自我」ではない。そもそも物理的に脳のどの場所に記憶があるのかすら知らないのだから。

物を覚えるときはどうか。短期記憶はわりと意志の力でなんとかなる。例えば電話番号を一時的に覚えておくようなケースでは、潜在意識が「覚えておこう」という意志をくみ取って記憶にとどめておいてくれる。

しかしこと学習においては、長期記憶に移行させないと使い物にならない。これはどうやれば良いのだろうか。

残念ながら、これまでの経験から潜在意識は「忘れないでおこう」という意志を正しく理解できないように思える。これができたらこんなに楽なことは無い。どんな難関試験も一発合格だろう。

長期記憶にとどめるためには、別の方法が必要である。
面白くもなんともないあたりまえの結論であるが、いわゆる「反復学習」である。

本来潜在意識が重要と判断して長期記憶に留めるのは、命の危機に直結するようなものや、直接的に快楽に結びつくような情報である。我々が行う勉強という行為は、どちらにも該当しない。従って、繰り返し同じ情報を脳に通過させることで、潜在意識にこれは重要な情報であると錯覚させるのである。

効率よく記憶するための心構え

学習において必要なのは覚えるための行動であって、「覚えよう」という意志はあまり意味をなさない。先に述べたように、長期記憶にとどめておくかどうかは潜在意識が決めることであって、あなたの意志でどうにかなるものではないからだ。

また、学習の過程で「難しい・覚えられない・また忘れてしまった」と感じることがある。これは潜在意識にネガティブな指示を与えてしまうことになりかねないためNGワードである。物事は1~2回繰り返したところで簡単に覚えられるものではない。7~8回も繰り返せばだんだんと記憶に定着するようになってくる。

ネガティブな指示にならないためには、「まだ定着しない。もう少し繰り返しが必要か。」と単に事実を確認する言葉に言い換えると良い。

覚えるための手法としては、読み上げてみる・書いてみる・キーボードでタイプしてみる等、色々試すと良い。

王道だと思う学習方法

最初は単に反復学習で良い。学習を楽しもうにも、自分のなかにまったく知識のベースが無いことには興味の持ちようもない。
でもそのうち覚えた知識がつながりはじめ、少しずつ興味が出てくる。

ここで今までどおり無味乾燥な反復学習を続けることもできるが、それではつまらない。知識は芋づる式になっているので周辺知識も掘り下げて学習すると良い。覚えることが増えて大変だと思うかもしれないけれど、覚える範囲を絞って表面だけなぞるような学習が一番つまらないし、つまらないと思っていることはもちろん潜在意識にもバレていて、なかなか覚えてくれない。

なにより試験範囲だけを効率よく、合格ラインに達する必要最小限で覚えるなんていう学習をして資格を取得したところで知識としてはあまり役に立たない。それよりは無駄でも良いから自分の興味の赴くままに試験に出ない余計なところまで脱線していく方がまだ活きた知識になると思う。

私が王道だと思う学習方法は、知識欲とか好奇心に基づく学習である。興味があるから学習するのであって、覚えるために覚えるのではない。

資格をとるための学習としては効率の悪いやり方かもしれないけれど、無味乾燥な反復学習と比べると記憶の定着率はこちらの方が断然よい。

学習する際、おススメのワードは「なるほど」である。感情を伴うと覚えやすい。理解し、面白がるつもりで学習すれば割とすぐに覚える。

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