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t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログです。

WordにVBAコードを張り付けると1行1段落になってしまう問題を回避するマクロ

今回の記事は、前回の記事を踏まえて書くので、未読の方はこちらもどうぞ。
thom.hateblo.jp

VBエディタからコードをコピーしてWordに張り付けると、次のように1行1段落になってしまう。
f:id:t-hom:20160124180827p:plain

段落間には余白がとられるため不自然に行間が広く開いてしまう。設定でなんとかできないこともない。しかし、段落とは普通、単体で読んだときにも成り立つ文章である。その意味を考えると、ソースコード等は1プロシージャで1段落にまとめてしまいたい。

そこで、次のようなWordマクロを作成した。

Sub 非改段落貼り付け()
    Dim CB As New DataObject
    CB.GetFromClipboard
    Dim T As String, p As Variant
    For Each p In Split(CB.GetText, vbCrLf)
         T = T & p & vbVerticalTab
    Next
    Selection.TypeText Text:=T
End Sub

このマクロを使うには、Microsoft Forms 2.0 Object Libraryを参照設定しておく必要がある。よくわからなければ、ユーザーフォームを追加すれば自動的に参照設定される。(作ったフォームは消しても良い。)

そして、VBEからWordに張り付けたいマクロをコピーして、Word上で張り付けたい位置にカーソルを移動させてからこのマクロを実行すると、以下のように1つの段落として張り付く。
f:id:t-hom:20160124182230p:plain

処理の中核部分は、Split(CB.GetText, vbCrLf)で、クリップボードの中身を改行で切り分けて単行に戻し、vbVerticalTabを末尾につけてTに結合しているところ。

vbVerticalTabはVBAの定数として用意されている垂直タブの制御コードである。
Wordの改行の内部コードはChr(11)。つまり、垂直タブの制御コードだったのだ。(さっき知った。)

わざわざ変数Tに結合しなくても、直接TypeTextすれば良いじゃないかと思うかもしれない。それでも貼り付け自体はうまくいく。
しかしWordのマクロが優れているのは、マクロで操作した内容もCtrl+Zで戻せる点である。ループ内で直接TypeTextしてしまうと、10行あったら10回Ctrl+Zしないといけない。このために、一度変数Tに結合してから最後に出力するように変更した。


ついでに先日書いたコードのシンタックスハイライトマクロを使って着色してみた。
f:id:t-hom:20160124182824p:plain

thom.hateblo.jp

最近ちょっとWordマクロの便利さが分かってきたかもしれない。

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