t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログ…とも言えなくなってきたこの頃。

PCで良い音を聴こう~デスクトップ用スピーカー BOSE Companion2 Series IIIのレビュー

今日ヨドバシカメラでBOSE Companion2 Series IIIを買ってきたのでレビュー。

これまで旧モデルであるBOSE Companion2 Series IIを愛用していて、何の不満も無かったんだけどつい最近少しボリュームを上げると音割れするようになってきたのでやむなく買い替えである。
10年以上前に買ったものなのでもう十分に元は取れたかな。

旧モデルSeries IIの思い出話

もともと私はそれほど音に拘る方ではない。なんなら20代前半はノートパソコンの内蔵スピーカーで音楽を聴いていたし、そこから4,000円くらいのONKYOスピーカーに乗り換えて大満足していたのだ。。こいつに出会うまでは。

確か2007年頃だったと思う。ヨドバシでBOSE Companion2 Series IIが展示されていて曲がかかっていた。
そこで私は驚愕した。

は?なにこれ?????こんなサイズのスピーカーでこんな良い音出るの?

ってのが最初の感想。私が持っていたONKYOスピーカーと大してサイズが変わらないにもかかわらず、音は全くの別物だった。

音の良さってなかなか文章での表現が難しいんだけど、16色ディスプレイがトゥルーカラー(1677万7216色)ディスプレイになったくらいの衝撃。

今まで音楽だと思って聴いていたあれは雑音だったのか!?

。。。まぁ冷静に考えてそれは言い過ぎだとしても、個人的にはそれくらい衝撃だったことを覚えている。

確か値段は1万5千円くらい。
当時の私にとって1万5千円はポンと払える金額ではなかったけども、この音を知ってしまったからには食費を削ってでも買うしかない。
ということで即決即買だったんだけど、結果的に非常に満足のいく10年になったのであの時買っといてマジで良かった。

Series IIIのレビュー

さて、Series III。最初は何もかも気に入らなかった。

後継機だって?俺は認めん。断じて認めんぞ!

という気分。

なんせSeries IIとは10年の付き合いである。
色々とあら捜しを始めてしまう。

まずSeries IIはマットなグレーで濃淡があって非常に美しかったんだけど、Series IIIの本体色はブラック一色でイマイチ好きになれなかった。
それに入力端子が旧モデルはRCA(赤白)端子だったのがSeries IIIで3.5mmジャックに変更されたのも気に入らない。
いやまぁ利便性を考えたらそりゃ3.5mmに軍配が上がるのは明らかだし、GNDが共通だから音質がどうこうというほど耳は肥えてない。

でもさぁ。。

あの若干不便な「なんか本格的!」感が良かったのに!!


ということでまぁ色々と不満はあるんだけど、Series IIはもう戻ってこないのだ。
他にもヤマハとかJBLとか色々検討したんだけど、Series IIであれほど感動した自分のことだし、音の好みはハッキリしている。

てことで、意を決してヨドバシへ。

買ってきたわけだが。。。

これがまた。。


思ってた音とちがーう!!


なんだこのモゴモゴと籠った音は。。
感覚的には4,000円クラスのスピーカーに戻ったような気持ち。

うわー。。マジ金返せ!!とか思いながら解決策をググること2時間。。

慣れた。

あ、あれ?普通にいい音じゃね?
うーん。エージング?でもあれ根拠ないって言われてるしなぁ。

やっぱ音が変わったことによる違和感が慣れによって消えたのか。心理的なものも大きいような気がする。

あの感動をもういちど!みたいな期待はどっかにあったと思うので、異常にハードルを上げた状態で聴いたところでSeries IIで肥えた耳にはそこまで感動するほどのことではなく、むしろ微妙なバランスの違いがとても気になってSeries IIを過大評価している分、Series IIIの音が悪く思えてしまったということかな。

もういちどSeries II聞いてみたところ、あれ、低音弱くね?という感想が出たのでまぁ慣れなんだろうな。

ということで、散々いちゃもんを付けたあとですが、

おススメです!

以上。

ゲームの解説動画の作成で学んだことと改善点

つい先日このような記事を書いた。
thom.hateblo.jp

あのときは18本の動画編集で疲労困憊だったので雑な所感を述べるだけな記事だったんだけど、今回は動画を作って公開するという行為を通じて学んだことと改善点について書こうと思う。
といっても今日も1本編集してアップしたのでもう夜も更けてしまい、そろそろ寝たい関係上さくっと列挙するくらいが精いっぱいだろうけど。

しゃべりについて

まず最初に素材をとるときに感じたのは、一人でマイクに向かってしゃべるのが結構難しいということ。
自分の声は聴きなれている方なので特段恥ずかしいとかはないんだけど、活舌の悪さから後で聞き返して「は?なんて?」と自分で突っ込む始末。
すいすい進むこともあるんだけど、たった1フレーズがしっくりこなくてリテイクを10回も繰り返すなんてこともザラにある。

アドリブでしゃべろうとして言葉につまって何度も撮り直した結果、結局台本を書く羽目になる。

また時間帯を選ばないとカラスの鳴き声が入ってしまったりしてうまくいかない。

あとは口とか喉のコンディションによってリップノイズが入りやすかったりするのでこれもまた難しい。編集で除去するんだけどなるべくなら最初からノイズが入らないようにしたい。そのためにはしっかり歯を磨いて口内をスッキリさせつつ、水を飲んで喉は潤して置くのが良いんだとか。なるほど勉強になる。

ゲーム解説なので、ゲームを撮りながらの方がしゃべりやすいと思っていたんだけど、結局アドリブだとフィラー(あの~、えーっと、みたいなやつ)が多くて動画が間延びするということが分かった。
18本の動画で、最後の方はそれぞれ1時間もつかっている。。
また、しゃべることを考えていると手が止まるのでゲーム画面も止まるという悪循環に陥ることが分かった。

映像編集について

映像編集は、私がやりたいレベルだとカットとトランジションと早おくりくらいなので、正直そんなに難しくない。
ただ映像と音声どちらが間延びした場合もカットすると同期をとるのが面倒になるので結局そのまま採用する羽目になったりするのでそのあたりが難しい。

音声編集について

リップノイズ除去がとにかく辛いなぁと思ってたら今日Adobe Auditionにそもそも自動クリックノイズ除去というエフェクトがあることを知った。完全には取り切れないけどまぁこれでいいかってレベルにはなるので今後活用していきたい。

リベンジ

さて、前回18本の動画をアップしたわけだけども、解説が間延びして長くなりすぎたところが一番の反省点である。
今回はそのリベンジとして、18本の中でいまのところ一番視聴回数が多かった石炭発電所32台という動画のダイジェスト版を作ってみた。

youtu.be


作成にあたって前回と大きくやり方を変えたのは、映像に合わせてしゃべるんじゃなくて、台本どおり喋った音声に必要な映像を当て込んでいくことである。
まず普通にゲームをしながら台本を書き上げていく。そのときの映像は残す。次にAdobe Auditionを使って、台本を細切れに録音することで失敗時のリテイク箇所を局所化し、録音した傍から編集でフレーズ間の間(ま)を調整していく。Premier Proで出来上がった音声にマッチするゲーム映像を切り出して当て込んでいく。画像や映像などの不足する絵は別撮りして動画に組み込んでいく。

とにかくスムーズに解説することを念頭に、音声ファーストで絵は後でどうにかするっていう作り方をしてみたら10分に収まる動画になった。
今回のはそれなりの自信作。まぁそもそもSatisfactoryに興味ないと刺さらないと思うので私のブログの読者層とはまた違うんだろうけども。

ということで、そろそろ眠くなってきたので筆をおこうと思う。

おやすみなさい。

Adobe Premier Proをサブスクしたので Satisfactory 序盤解説の動画シリーズを始めてみた。

実は以前から動画編集に興味はあったのだが、どう考えても面倒くさいだろうと思って敬遠してきた。

ただ最近私のお気に入りゲーム Satisfactoryの実況をする人がちらほら増えてきて、私も何か動画を作りたくなり、Satisfactoryの序盤解説の動画シリーズを始めることにした。

よし、これからシリーズ完結まで、毎日1本以上アップしていくぞ。

実は勢い余ってAdobeのクリエイティブクラウドコンプリートプランの1年間のサブスクを購入。もう後に引けないわけだ。

決して安くはないんだけど、Adobeといえば昔はソフト単品のパッケージが10万円超えしていたのでPhotoshopもillustratorもPremier ProもAfter Effectも全部入りでこの値段というのはずいぶんと手が届きやすくなったなぁという印象。まぁ、年額なんだけども。

ちなみに私はAdobeのサイトで購入したので、1年契約の月払い6,480円だった。年額一括払いより1万ほど割高。

Premier Proの編集画面はこんな感じ。

まず使ってみたところ、UIのフォントがかなり小さくて、さらにそれを大きくする手段もないというクソ仕様。。そしてキャプション入力では漢字変換の際に変換して確定させる前に次の語をタイプしてしまうと変換途中のものが消えるというクソ仕様。。
つまり第一印象としては総じてクソ気に入らないという結果になった。

まぁただUIってどこに何があるか覚えてしまった後はボンヤリと見えれば使えるし、キャプションにしても私にとってはそんなに頻繁に使うもんじゃなかったので目をつむって使い続けたところ、慣れた。

そして今現在の印象としては、直感的に編集できてなかなか優秀なツールといったところ。

PowerDirectorとか無償のAviUtilなんかも検討したけど、決め手になったのはゲーム実況の録画に使ったソフト(OBS Studio)がマルチトラックオーディオを扱えること。
マルチトラックオーディオの機能を使って録画すると、ゲーム音とマイクからの音声を別の音声トラックとして記録してくれるので、ゲーム音はそのままで私の言い間違えだけ修正するということができる。

殆どの動画編集ソフトはマルチトラックオーディオに対応していないらしく、他のツールで音声を抜き出す必要があるのだが、面倒なのでマルチトラックに対応しているPremier Proを選択した。

あとは私の環境だとあまり大きな声は出せないので、マイクにむかってぼそぼそ喋った内容を増幅させることになる。小さい音を拾う必要があるため、相対的に「ぺちゃくちゃ」といった不快なリップノイズも拾いやすくなる。対策としてAdobe Auditionというツールを使ってリップノイズ除去の編集をやりたかったということもある。


さて、初めてまともに動画編集をやってみた感想としては。。
想像していたよりも簡単(Simple & Easy)だったけど、想像の100倍面倒くさかった。。

カットとかトランジションはまぁ良い。問題はリップノイズ除去。。これは想定外だった。まじでこれ、病む。

おいおい、そんな調子で動画公開なんてできんのか?1日1本以上?無理すんなよ。









と思ったあなた。



全く問題なし!





なぜなら。。。




シリーズ完結したから!





は?



こちらが納品物です。
youtube.com


全18回、2週間かけて作成したのち、今日18本アップした。


抜かりありません、隊長。


私は宣告しても気が変わってしまうマンなので、なら宣告した頃に完了してりゃ有言実行が達成できるわけだ。
ただ終わってみて思ったんだけど、、、

完全に失敗だった。。

ただでさえ面倒くさい動画編集を、撮りためた素材で一気にやるとか狂気の沙汰。。2週間地獄の編集作業だった。

このやり方は絶対にお勧めしない。

以上

金属+αの元素標本セットを買ったので調べてみた

中一理科で出てくる密度による金属の区別というトピックで、適当な金属を探してたところ良さげな標本が売ってたので買ってみた。
なぜか一つだけ非金属(グラファイト)が混じってる。

価格は13,667円。なんか特別高い元素があるのか?まぁ値は張るんだけど、コレクションアイテムとしてもお洒落なのでアリかなと思う。

こんな感じの個包装で届く。

個別のケースが付くので収納したところ。


それで1個ずつ重量とか磁石に付くかどうかなどを調べてみた。

基準として参考にしたのはこちらのサイト。
wikitech.info

結果はこうなった。

やや誤差はあるけど、まぁだいたい合ってるかなという感じ。

特にタングステンは持ってすぐ「重っ」となるのでちょっと感動した。まぁモノそのものは軽いんだけど、鉄と比較すると重量は約2.5倍なので相当重い。
金(きん)を持ったことがある人はサイズの割にとても重いことに感動するらしいが、タングステンは比重が同じくらいなので私はもう経験してしまったということになる。実際に金メッキされたタングステン製品は偽モノの定番らしい。

グラファイト・コバルト・イットリウムとかニオブとかの重量はやや誤差が大きいのでもしかして偽物?とか思ったけど、原材料費を計算してみるとそんなところでウソついても大した節約にはならなさそうなので、たぶん本物。知らんけど。。

私が計算した原材料費は1,000円未満になったけど、加工の人件費・機材・光熱費・保管費・輸送費が別途かかってくる。Amazonで同じメーカーのイットリウムの10gブロック(岩石っぽいやつ)が1,480円、10mmキューブ(4.469g)が3,480円だったので、約2.2個分の加工費として2,000円くらい、つまり1個あたり約1,000円くらいの加工費を取ってる計算になった。

需要を考えると大量生産ってわけでもないだろうからまぁ13,667円というのは妥当な価格なのかもしれない。


今回もモノ自体は「へぇ、小さくてかわいい」くらいの感想なんだけど、錆びたらどうしようと調べる過程で色々と勉強になった。
例えばイオン化傾向とか、不動態被膜とか。

ということで、どこか部屋に定位置を作って飾っておこうと思う。

以上。

スターリングエンジンの模型を動かしてみた

今回はAmazonで購入したスターリングエンジン模型というもので遊んでみた。

実際に届いたのがこちら。

小さいアルコールランプを使うので燃料用アルコールが要るかと思ったけど、清掃用にストックしていた無水エタノールで代用できるようなので助かった。
燃料用は安いメタノールを主成分としてエタノールを混ぜたもので、毒性があるので誤飲したりすると意識障害や最悪は死に至ることがあり、皮膚についても危険である。
臭いをかぐだけでも気分が悪くなる人もいると思う。


エタノールは消毒に使えて比較的安全なのだが高価である。
まぁキャンプとかで日常的にアルコールランプを使うならともかく、この量の小瓶ならエタノールでいいやという判断。
なお、お酒の主成分もエタノールだけど、消毒用などの無水エタノールは不可飲処理というわざと飲めなくする処理を施すことで酒税の対象外になっているので、飲用は厳禁。
完全に余談だけど料理酒が安いのも不可飲処理のおかげらしい。あっちは飲めるけど、酒税対策で単独の味はゲロマズになるよう調整されてるとのこと。


あとアルコールランプの注意点としてアルコールの残量が少なくなった状態で火をつけると中の気化したアルコールに引火して爆発する場合があるらしい。
アルコール量は8分目~半分くらいを保つようにする必要がある

さて、気になったのはアルコールランプ固定用の金具。
アルコールランプをセットするときにこれのせいで上のガラス管と絶妙に干渉し、少し傾けないと入れることができない。

ランプにはフタもないし、この狭所で火を消すとかどうしようか悩んだ。
いざというときにランプを避けられないのは危ないのでは。
(なんでそんな作りなのか、このあと動かしてみて理由が分かる。)

それでアルコール火災の初期消火について色々と調べて大層な準備をしてアルコールランプ単体での燃焼をやってみた。

第一候補:薬さじで火を抑えこんで窒息消火
第二候補:ビーカー小を被せる(台所の溝から少し空気入りそうなのが難点)
第三候補:フラスコを被せる(これなら隙間ないはず)
第四候補:濡れ雑巾を被せる
第五候補:ビーカー大の水(マッチ消火用と兼用)をかける。(油火災の場合水をいれると大炎上するのでNGだけど、アルコール火災は大量の水で消化が可能とのこと。)
第六候補:消火スプレー(説明書きに1回で使い切れって書いてるのでマジ火災リスクが出た場合のみ)

まぁなんのことはなく、薬さじで素直に消えてくれた。
これなら狭所でも消せる。

そんで動かしてみた動画がこちら。
youtu.be

30秒の余熱の後、フライホイールを手で少し勢いをつける感じで何度か回してやるとそのうち始動する。
このホイールが発電用モーターを回し、USBライトが光っている。

動かしてみて分かったのが、こんなシンプルな作りなのに意外と勢いよく回るということ。
干渉してかえって危ないのではと考えていた固定金具だけど、挙動をみると逆にこれくらい固定してないとヤバそうということが分かった。よくできている。

まぁエンジンそのものは「へぇ。すげぇ。面白い。」で終わるんだけど、むしろこの実験をするために色々と安全について調べまわったのが活きた知識になったような気がする。何事もやってみるもんだ。

以上

原子を繋いで分子を作る化学パズルゲーム:SOKOBOND EXPRESS (デモ版)

最近化学の学習をしている関係で、息抜きにちょうどよいゲームを見つけた。
2022年リリース予定のSOKOBOND EXPRESSというゲームで、まだ製品版は出ていないものの今ならデモ版が無料で楽しめる。

store.steampowered.com


どんなゲームかというと、最初ひとつの分子からスタートして一筆書きですべての原子をあつめてゴールを目指すパズルだ。

初期状態はこんな感じで、開始から延びる赤線とゴールから延びる赤線それぞれ1マスは動かせない。

軌跡は交差することができず、化学的に結合しない組み合わせの分子は横を通ってもくっつかない。
また、分子のどの側を通るかでくっつく位置が変わる。

以下は失敗例

以下は成功例

成功するとちょっとした小ネタが表示される。残念ながら日本語には対応していないが、パズルを楽しむ分には特段英語ができなくても全く問題ない。

ひとつ残念な点があるとすれば、完了後に結局何の分子を作っていたのかという情報が与えられない点だ。
一応Discussionsで要望があったので私も便乗してコメントしておいた。

このゲームをより楽しむには、与えられた原子からどういう結合を作れば良いのか調べるのが良いと思う。
化学に強い方であれば与えられた原子から完成品が何の物質で、つまりどういう結合を作れば良いのかピンとくると思うし、化学が苦手な方でも適当にやるよりは「CH4 結合」などと検索して、あぁ完成品はメタンで分子構造はこうなってるんだなというアタリを付けてからやると化学も学べて一石二鳥。

まぁ中には化学に詳しくないとどう調べて良いのか分からないものもある。
たとえばこういうの。(CH2O=ホルムアルデヒドが正解だけど検索ワードがそもそもCOH2なのか、OH2Cなのか迷う)

そういう時は意地になって調べてもいいし、ゲームだと割り切ってくっつく順にくっつけていっても良いだろう。

7面ほどやってみたけど、サクッと遊べてよくできているゲームだと思った。製品版が出たら買おうと思う。
姉妹ゲームとしてSOKOBONDというのが既に販売中。
パズルのルールは違うけど同じように分子構造を作っていくゲームのようだ。こちらも評価はVery Positiveとなっているので期待できそう。
store.steampowered.com


さて、それとは別にProject Chemistryというゲームも買った。
store.steampowered.com

こっちはより本格的な化学ゲーム。。。というよりは教育コンテンツといったほうが近いかもしれない。
原子や既出の分子を配置として化学反応させることでクエストで指定された物質を生成し、また新しい原子をアンロックするという風に進めていく。

化学の学習用コンテンツとして使うなら非常によくできていると思う。ただ残念ながら日本語には対応しておらず説明をよく読まないとなんのこっちゃ分からないと思うので英語が苦手な方は厳しいかもしれない。
さぁ化学を勉強するぞという方にはお勧めできるけど、ゲーム性はまだイマイチピンときてなくて万人受けする内容ではないと思うのでサクッと遊ぶならSOKOBOND Expressがおススメ。

以上

VBAで花火もどき

こちらの記事に触発されて、あ、そういえばVBAでもパーティクルうまく使えば花火っぽいことできるかなぁと思ってやってみた。
karaage.hatenadiary.jp


結果。。超絶劣化コピー(間違えた、もはや別物)が爆誕。

実際作って気づいたんだけど、これちゃんとやろうとすると球面上で三角関数を使った計算だったり、重力計算したりと色々とやらないとそれっぽい花火にはならない。

コード

注) お遊びなので変数宣言もしてません。良識のある大人は実務コードにおいてこんな真似しないように。。

Particle クラス

Private Declare Function ColorHLSToRGB Lib "Shlwapi.dll" _
    (ByVal wHue As Integer, _
    ByVal wLuminance As Integer, _
    ByVal wSaturation As Integer) As Long

Private p As Shape
Public angle As Long
Private h As Long
Private l As Long
Private s As Long

Public Property Get Self() As Object
    Set Self = Me
End Property

Private Property Get Radians() As Double
    Radians = angle / 45 * Atn(1)
End Property

Private Sub Class_Initialize()
    Set p = Screen.Shapes.AddShape(msoShapeOval, 0, 0, 0, 0)
    p.Line.Visible = msoFalse
    p.Width = 7
    p.Height = p.Width
    p.Top = 150 - p.Width / 2
    p.Left = 150 - p.Height / 2
End Sub

Public Sub SetColorByHLS(hue, luminance, saturation)
    h = hue
    l = luminance
    s = saturation
    p.Fill.ForeColor.RGB = ColorHLSToRGB(h, l, s)
End Sub

Public Sub Brighter(b)
    l = l + b
    p.Fill.ForeColor.RGB = ColorHLSToRGB(h, l, s)
End Sub

Public Sub Move(d)
    x = Cos(Radians) * d
    y = Sin(Radians) * d
    p.IncrementLeft x
    p.IncrementTop y
End Sub

Private Sub Class_Terminate()
    p.Delete
End Sub

標準モジュールのメインプロシージャ

Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)
Sub Hoge()
    Dim particles As Collection
    Set particles = New Collection
    
    Dim p As Particle
    For k = 10 To 240 Step 30
        For j = 1 To 10
            If j < 5 Then
                For i = 0 To 350 Step 10
                    With New Particle
                        .angle = i
                        .SetColorByHLS k, luminance, 224
                        particles.Add .Self
                    End With
                Next
            End If
            Application.ScreenUpdating = False
            For Each p In particles
                p.Brighter 20
                p.Move 10
            Next
            Application.ScreenUpdating = True
            DoEvents
            Sleep 10
        Next
        Sleep 500
        Do While particles.Count > 0
            particles.Remove 1
        Loop
    Next
End Sub

構造

Particleクラスの初期化時に色とか角度を持たせており、p.Brighter命令で輝度をUp、p.Move命令で設定した角度の方向にParticleを移動させている。
一応、後から生成されたParticleが内から外へ移動しているんだけど、等速直線運動で前のParticleの軌跡にピッタリとはまるので実際のところ動いてるのかどうかすら見た目からは分からないという残念な出来になった。

まぁもともとVBAの限界によってどのみちこれ以上フレームレートは上げられないし、パーティクルを増やせばさらに遅くなる。
本格的にパーティクルアニメーションやるならやっぱProcessing一択だなぁ。

VBAのクラスモジュール学習のテーマとしては割と良いのではと思った。

以上

当ブログは、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。