t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログ…とも言えなくなってきたこの頃。

銭湯にて、ソフトウェア開発の名著「人月の神話」を読了

先週末の三連休にスーパー銭湯に出かけ、ソフトウェア開発の古典「人月の神話」を読了した。

この本である。

人月の神話【新装版】

人月の神話【新装版】


まさか銭湯に置いてあるわけではない。読むためにわざわざ持って行ったのだ。風呂上がりに寝そべる休憩スペースがあり、そこへ持ち込んで読んだ。

なんでわざわざ風呂屋へ行ったのかというと、以前に読んだこちらの記事の影響である。
miyohide.hatenablog.com

家で難しい本を読んでいると、眠たくなったり誘惑に負けてしまったりするので、本を読むためにわざわざ自宅とは違う環境へ出かけるというアイデアはなかなか良いなと思った。

さて、「人月の神話」。内容はそれほど難しくないのだが、やや英語直訳っぽいところがあって、なかなか頭に入ってこない。ただ銭湯なので、集中力が切れたら風呂に入ればよい。風呂上がりは結構集中力が回復しているもので、丸一日かけて結局全部読み切った。

もともとこの本を買ったのは単に「これが、かの有名な(略)。ITに携わる者として一度は読んでおかねば」という気持ちからである。Amazonで安かったのものある。

この本で最も有名なのは「遅れているプロジェクトに要員を追加してもさらに遅れる」というブルックスの法則である。ソフトウェア開発のような込み入った仕事では、人員の増強が、追加要員の訓練・コミュニケーションの増大・仕事の再配分などの時間コスト増加に追いつかず、かえって遅れるという話だ。

他にも色々と収録されており、私が気に入ったのは第三章「外科手術チーム」と第四章「貴族政治、民主政治、そしてシステムデザイン」である。


実は、もう一つ名著と呼ばれる書籍を購入した。

ピープルウエア 第3版

ピープルウエア 第3版

この本では、「人を交換可能な部品として扱うことは間違っている」という趣旨で書かれているはずだが、まだ数ページしか読んでいないので分からない。

今度はこれを読むために銭湯へ行こうと思う。

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