t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログ…とも言えなくなってきたこの頃。

ローソク足チャートで体重管理

先日、別の記事で紹介した自動体重記録システムだが、このなかにローソク足チャートを表示させたいというものがある。
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今回はプログラミング関係ないけど、これをちょっと説明してみようかと。

ローソク足チャートについて

ローソク足チャートは主に株の値動きを表すために使用されるが、上下に変動が激しいデータの傾向を掴むのに向いているので体重管理にも使える。

下図がここ一週間ちょいの体重の変動だ。(後述するが、緑がDown、赤がUpと、海外の株価で一般的な配色と逆にしている。)
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どうやって見るか、図で示すとこんな感じ。
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今回のチャートではローソク1本 = 1日なので、このチャートは日足(ひあし)と呼ばれる。
上記の場合、朝のOpenに対して夜のCloseの方が値が小さいため、陰線(いんせん)と呼ばれる。

逆に朝と夜で体重が逆転した場合、箱の色が変わる。
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こちらは陽線(ようせん)と呼ばれる。

HighからLowへ延びる線をヒゲと呼び、OpenからCloseまでの箱を実体と呼ぶ。
つまり実体(箱)のうち、上辺と下辺のどっちがOpenでどっちがCloseかは、実体の色で判断するのだ。

カラー版のローソク足チャートでは、以下の表記が一般的だ。

陰線(下降) 陽線(上昇)
主に日本で
主に海外で

私の中では、OK=緑、NG=赤のイメージがあるので海外版の方が分かりやすい。
会社にとっては株価が下がれば赤(Bad)、上がれば緑(Good)だから。

ただ、体重となると話は別。
ただいま絶賛減量中なので、体重が減れば緑(Good)、増えれば赤(Bad)なのだ。

ということで、私のチャートはあえて配色を海外版ローソク足の逆にしている。

陰線(下降) 陽線(上昇)
私の体重チャート

なぜローソク足を使うのか

冒頭のチャートを見て頂いたら分かるように、1日の中でも体重はかなり変動する。
だから、普通は体重管理するときは、決まった時間に、同じくらいの空腹度合いで、同じような服装で行うのが良い。

ただこれ、すこぶる面倒くさい。
冬は寒いのに着こんでる服をわざわざ脱いで量るのが嫌だったり、量り忘れて食事を取ってしまったりと、色々と億劫になり続かない。

そこで考えたのが、「服装もタイミングも自由。そのかわり頻繁に測る」だ。
直近三日の計測頻度はこれくらい↓。

日時 体重
2019-10-17 06:26:07 82.6
2019-10-17 07:25:24 82.8
2019-10-17 18:44:45 83.0
2019-10-17 20:46:38 83.2
2019-10-17 21:59:52 82.8
2019-10-17 22:01:45 82.3
2019-10-17 22:19:24 82.5
2019-10-18 06:42:27 83.5
2019-10-18 07:16:53 83.2
2019-10-18 07:31:21 83.0
2019-10-18 08:21:09 83.0
2019-10-18 19:34:31 82.7
2019-10-18 20:00:20 82.7
2019-10-18 21:04:20 83.3
2019-10-19 06:20:28 83.6
2019-10-19 07:04:41 83.6
2019-10-19 08:02:07 83.6
2019-10-19 11:35:56 82.4
2019-10-19 14:24:17 83.6
2019-10-19 14:40:30 83.9
2019-10-19 16:01:43 83.8
2019-10-19 17:02:15 83.7
2019-10-19 17:16:41 83.7
2019-10-19 17:28:02 83.6
2019-10-19 19:51:01 83.6
2019-10-19 19:53:26 83.3
2019-10-19 20:18:34 83.8
2019-10-19 21:35:22 83.8

妙に近い時間帯があるのは、「そういや何キロって言ってたっけ?」的な確認か、トイレ行く前と後か、食事を取る前と後か、水を飲む前と後かそんな感じ。

ただ、こんな頻繁にデータを取ってもそのままではギザギザの折れ線になってよく分からないので、傾向を掴むための特徴的な値を抽出する。それがローソク足チャートの説明で示したOpen、High、Low、Closeの4つだ。

傾向の掴み方

体重を日足で表した場合、OpenとCloseの値にはそんなに分析価値は無い。せめて週足くらいになると、週始めと週終わりの体重変動が分かるのだが。

そこで、完全に自己流だけど、HighとLowに注目して傾向を掴むことにした。
まず各日のHighと、各日のLowの推移を分かりやすく矢印で結んでみた。上昇は赤、下降は緑、横ばいはグレーとしている。
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HighとLowが両方上昇していれば、これはもう確実に「太った」ということであり、両方下降していれば「痩せた」と言えるのではないかと。
(専門的には恐らく移動平均線とかそういうので傾向を掴むのではと推測。なんとなく、字面から、HighとLowの平均をとった値じゃね?とか思ってるけど壮大な勘違いの可能性があるので、知らないことは喋らないでおく。)

そして、ここ数日の体重変化は、見事に思い当たる節あり。。
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ここまで顕著に傾向が出ると嬉しい。とはいえ実際の変動はもっと緩やかだと思う。

なぜなら体重1キロあたり7200kcalということは、代謝エネルギー2600の人が3日間ほぼ絶食してようやく1キロなのだ。
ふつうに食ってて3日で1キロの変動はあり得ない。よって宿便が出たか、水分量が減ったか、服装による変動か、胃の中身によるブレだと思う。それでも、増量トレンドなのか、減量トレンドなのか、大まかな傾向は反映されるのでモチベーションに繋がる。

もし1日1回しか計測しなければ、体重はHighからLowまでのどの値を取るか分からないので、一喜一憂するだけで終わってしまう。
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これだと努力が結果に反映されるまでに長いタイムスパンが必要になるので、ダイエットが辛くなる。

まだ1週間しかデータが無いので、きちんと傾向をとらえられる仕組みなのかどうかはもう少し様子見が必要だけど、しばらくこれでやってみようと思う。

以上

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