最近、個人的なプロジェクト管理にRedmineを使えないか検証しているのだが、「よしこれを使い続けよう」と思えるためにはツールのビジュアルはとても重要である。
幸いなことに有志が作成したテーマがいくつか公開されている。
www.redmine.org
その中から、自分の感性に合うテーマ2つほどを見繕ってみた。
白ヘッダーの方↓
github.com
青ヘッダーの方↓
github.com
無償であること、git cloneのみで導入できること、redmine4.2をサポートしていることという条件で探すと上記の2つプラスアルファくらいしかなかったけど、まぁ気に入ったので結果オーライ。
通常だと/var/lib/redmine/public/themesにcdしてgit cloneで落としてくるだけなんだけど、Dockerの場合は問題が2つある。
- dockerイメージは軽量化のために通常と異なるディレクトリ構成を取っている可能性が高い
- Dockerfileでインストールできるのかよく分からない。
まずディレクトリ構成ついて調べてみた。
以下のdockerコマンドで、起動中のrm-containerへ入ってみると、、
sudo docker exec -it rm-container /bin/bash
最初から「/usr/src/redmine」に居るようだ。
そこにpublic/themesがある。
つまりテーマのインストール先指定は単にpublic/themes/とすれば良さげ。
次にDockerfileを使ったテーマのインストールを検索していみるとズバリなページが見つかった。
qiita.com
サブディレクトリの記述については特に必要なかったので読み飛ばすとして、やってることは単に必要なUNIXコマンドいれてダウンロードしてフォルダーにコピーして不要ファイルを消して。。というだけ。
それなら、ちょっと強引だけどgit導入してcloneするという処理をそのまま書けば動くのでは。。ということでやってみた。
FROM redmine:4.2.4-bullseye ENV REDMINE_DB_MYSQL=mysql-container \ REDMINE_DB_USERNAME=root \ REDMINE_DB_PASSWORD=ここにデータベース接続パスワードを書く RUN apt-get update \ && apt-get install -y --no-install-recommends git \ && rm -rf /var/lib/apt/lists/* \ && git clone -b redmine4.2 --depth 1 https://github.com/farend/redmine_theme_farend_bleuclair.git public/themes/bleuclair \ && git clone -b v1.2.1 --depth 1 https://github.com/makotokw/redmine-theme-gitmike.git public/themes/gitmike \
redmineバージョンとテーマのバージョンを合わせる必要があったので、どちらもバージョン指定している。
これで2つのテーマが入ったので、あとは管理→設定→表示→テーマと辿るだけ。
参考
テーマが変更できるというのはこの動画で知った。
youtu.be
テーマの変更方法は上記の講演者と同じく、前田 剛さんが執筆されている以下の書籍で知った。
バーベキューの段取りでRedmineを体験してみようという、掴みが面白い本なのでRedmineに興味がある方は確認してみると良いかと思う。
第5版が出てから随分経ってるのでそろそろ電子版に対応したレイアウトで第6版が出ると嬉しいのだが。
以上