t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログ…とも言えなくなってきたこの頃。

ポータブルゲーム機 ROG Ally XをメインPCにしてみた

最近ASUS ROG Ally Xを購入したのだが、思っていたよりも普通にPCとして使えるので思い切ってメインPCにしてみた。

自宅でのセットアップはこんな感じ。

どうみてもゲーム機ではあるが、実際には単にゲームパッドのついたWindows機なので普通にExcelも動く。

最近のモニターはHUB機能が充実しているのでUSB-Cを1本でモニターから電源を取りつつ映像出力もできる。
モニター付属スピーカーは微妙なのでモニターから出ている2.5mmステレオミニジャックからオーディオインターフェースのAUXジャックへ入力してBOSEスピーカーへ音声出力させている。

キーボード・マウス・ゲームパッドはBluetoothで乾電池式。昔の製品と比べて消費電力が減って電池は数か月持つし、乾電池式なら旅先での調達も楽というのが選択した理由だ。


今回このPCを買った理由は実家帰省時などにPCがなくて不便だったため。
そういう場合ノートPCを選択するのが普通なんだろうけど、私はノートPCがそんなに好きではない。
タッチパッドによる操作はイライラするので結局マウスが必要になるし画面は小さすぎて作業に支障がでるので外部ディスプレイが欲しくなる。キーボードもストロークが浅くてサイズの関係でキーが省略されていたりするとプログラムを書いたりするのに支障が出る。

つまりノートPCを買ったとしても自宅を離れる場合はPC作業環境の快適さという意味では大きく妥協を強いられることになる。もともとそれが嫌でめったに実家帰省しないし旅行もほとんど行かなくなってるのだからノートPCを買うことは根本解決にならないことに気づいた。

そんなときに見つけたのがこちら。

ARグラスという名前だけど要はサングラス型ディスプレイである。
現物はこんな感じ。

モニターサイズは映画館のスクリーンでディスプレイを見ているような感じ。XReal Oneは単体でディスプレイの空間固定ができるため普通のディスプレイを見ているような感じで利用できる。
※XReal Air等では別途デバイスを買わないと固定ができないようなので注意。サングラスの中央に固定された方が映像が首の動きに追従して便利かと思いきや、画面が大きくなると端を見るのが困難という問題が生じる。空間固定なら見たい方を向けば見られるので画面端の文字も読みやすいし違和感も少なくて便利。

サングラス型ディスプレイの使用感は結構特殊なので普通のディスプレイの方が楽ではある。微妙に感じる違和感の正体は周辺視野がばっさりカットされてがっつりモニターと向き合わされることによる若干の閉塞感かもしれない。
まぁこれは一度作業に集中してしまえばあまり気にならなくなる。このブログ記事もXReal Oneで書いているが徐々に気にならなくなってきた。
あと、もともと視力が落ちてきてはいるので若干の文字の読みにくさはある。物理ディスプレイと違って近づくということはできないので今のところはフォントサイズを大きくすることで対処している。これについては先日専用のインサート眼鏡を発注したので届くとまた使用感が変わるかもしれない。

XReal Oneが気になる方に向けた注意点として、機器側がDisplayPort Alt Modeに対応したUSB-Cポートを備えている必要がある。スマホからも出力できると思っていたのだが、私が持っているGoogle Pixcel 4aは残念ながら対応していなかった。
またデスクトップPCの前面USBポートからも出力できると思っていたけどグラボ搭載PCは映像をグラボで処理しているためグラボのポートからしか映像は出せないっぽい。これは私の理解が間違ってる可能性もあるので気になる方はご自身で調べてみてほしい。実はROG Ally Xの購入前にXReal Oneを購入して取り急ぎ試そうと思ったものの試せるデバイスが何もなかったので急遽ROG Ally Xを調達した次第。

ROG Ally Xとの組み合わせだが、USB-Cポートが2つあるので片方で本体を充電しながらもう片方はXReal Oneに接続することができる。XがつかないROG AllyではUSB-Cポートが1つなので充電しながらARグラスを使うためには別途アダプターが必要でその入手性が微妙だという記事を読んだことがあるので最初から2つ付いているのはありがたい。一方でUSB-Aポートが無いので有線のデバイスがあるとちょっと面倒くさいと思う。マウスもキーボードもBluetoothのものを使うのがお勧め。

さて、ROG Ally Xを普段使いのPC環境として使いつつサングラス型ディスプレイのXReal Oneを組み合わせると外出先でもかなり自宅に近い環境を再現できる。

これまで使っていたPCはグラボもCPUもハイスペックなので3Dゲームのグラフィックを堪能したい場合はそちらを使うことになる。特に自然風景のリアルな描写があるゲームではハイスペックPCでグラフィック設定を最高に設定することで本当に森林浴をしているような気分を味わえるが、ROG Ally Xではグラフィック性能を下げてプレイしないといけないのでどうしてものっぺり感というか、所詮ゲームという感じで少し寂しい。

ただ高精度グラフィックにこだわったゲームでなければ正直どっちでプレイしても変わらないので普段使いはROG Ally Xにすることにした。プログラミングもExcel作業もゲームも動画視聴も普段からそちらで行うことで外出先でのPC環境デグレードを回避できる。

今後ハイスペックPCはグラフィックにこだわった重たいゲームをする時に使用するサブPCという扱いにしようと思う。

以上。

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