t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログ…とも言えなくなってきたこの頃。

自宅の停電復帰後、無線LANでのIP取得不可障害対応。(DHCPサーバーが別VLANにある環境)

1週間ほど前に停電が発生し自宅のサーバーやネットワーク機器が再起動された。
殆どは自動復旧したのだが無線LAN APのうち在宅勤務用のネットワークだけが繋がらなくなった。

今の自宅の構成はこんな感じ。表題のとおりDHCPサーバーは別のVLANに所属しているため、CBS250スイッチのDHCPリレー機能を利用してDHCPリクエスト・応答を転送している。

ダメになったのはVLAN200用のSSIDとVLAN255用のSSIDだった。

症状としてはアクセスポイントに繋がるもののインターネット接続無しと表示され、どうやらDHCPでIPアドレスが取れていない模様。

さすがにこんなことで在宅勤務できなくなるのも癪なのでとりいそぎVLAN1用のSSIDに繋いで凌いでいたんだけどやっぱりNWは分離しておきたいのでちょうど有給休暇のタイミングで直すことにした。

まずDHCPサーバーの障害を疑ってログインしてみたが、IP払い出しのリクエストがVLAN1用のSSIDで繋いだときはログに残るのに対し、他のVLANからだとそもそもリクエストがサーバーに到達していないことが分かった。

次にCBS250のDHCPリレー機能が止まってないか確認したが設定は有効。再起動してみたが復旧せず。

次にWAP571を疑って設定を確認したが問題なし。再起動で復旧せず。

で最終的にどこが悪かったかというと、ここ。

無線LAN-APはタグVLANを扱うのでCBS250側のポートはトランクポートにしておかないとネイティブVLANであるVLAN1以外は通信できなくなる。ところが停電復帰後にAccess Portに設定されていた模様。

停電の影響で書き換わるようなものじゃないとは思うのでひょっとるするとrunning-configの保存漏れで巻き戻ったのかもしれない。

なにはともあれ復旧して良かった。また似たような事象に遭遇したときに思い出せるように記事に残してみた。

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