Processingについて調べていると、こんな書籍を見つけた。
なんと、Pythonの文法でProcessingが使えるのか!?
行きつけの書店の在庫をチェックすると「△」。
これは即断を迫られている気がして早速お出かけした。
中はこんな感じで全く飾り気がないザ・教科書という感じ。
厚さ1cmもないのでPythonもProcessingも経験したことがあればPythonでProcessingを使いはじめる導入には最適だと思う。
先日書いた色相環のプログラムを早速Pythonモードで書き換えてみた。
コード
コード中のnが玉の個数、radiusは玉が環状に配置される際の環の半径で、玉のサイズはこの2点から自動決定される。
import math n = 16 radius = 230 ball_size = math.pi * 2 * radius / n size(800, 600) background(240) colorMode(HSB, 360, 100, 100, 100) translate(width/2, height/2) for i in range(n): angle = 360.0/n * i x = cos(radians(angle)) * radius y = sin(radians(angle)) * radius fill(color(angle, 100, 100, 70)) ellipse(x, y, ball_size, ball_size)
実行結果
n:30、radius:100 の場合
n:8、radius:200 の場合
Pythonモードに切り替えてみた所感
どっちが優れているかなどという野暮な議論はしないけども、個人的に書いていて楽なのはPythonだ。セミコロンや波カッコを多用しないので小指に優しく、書いていてストレスを感じにくいように思う。
あとは個人的にPythonを次の得意言語にしたいという狙いもあるので、今後ProcessingはPythonも併用していこうかなと思う。
以上