t-hom’s diary

主にVBAネタを扱っているブログです。

ラックマウントサーバーでファイルサーバーを作成してみた

今回は富士通の型落ちラックマウントサーバーを調達したのでファイルサーバーを作ってみた。

機材

ラックマウントと言っても専用のサーバーラックは持ってないので普通のスチールラックに収納。
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Ciscoスイッチを上に置いたところ高さ的にちょうど収まったので良かった。

奥行が大体60cmくらいある。本当はプラス20センチの排熱スペースを設けないといけないんだけど、5cmしか取れなかった。

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今回はセットアップにすごくハマった。
なんせサーバー機なんて触るのは初めてだし、そもそもメルカリで調達したので通電とBIOS起動までしか保証されていない。
何かあるたびに、故障なのか使い方が間違ってるのか悩むことになる。

まずソフトウェアRAID(レイド)が標準でサポートされているらしいのだが、起動したらいきなりドライブ3をリビルドしろと言われ、とりあえずやってみる。
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いやそもそもリビルドって何?。。と思いながら待つこと5時間。
ようやく終わったんだけど、特にOS入ってるわけでもなく結局何だったのかは分からなかった。

ちなみにRAIDというのは複数のHDDを仮想的にひとつのドライブとして扱う技術で、分散書き込みによる高速化や、並列書き込みによるデータの冗長化(片方ディスク死んでも大丈夫)など目的によってRAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10などの種類がある。

ハードウェアRAIDの場合、機材の方でひとつのハードディスクのフリをするのでシステムからは単純に1つのハードディスクに見えるんだけど、ソフトウェアRAIDというのは結局システム自体が「これは1つのハードディスクなんだ」と自己暗示してるようなものなので、導入するOSとの相性が悪いとうまく騙されてくれない。つまりエラーになる。

こんなのとか。
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こんなのとか。
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あ、これはRAID関係ないやつかも。。

まぁとにかく、標準のソフトウェアRAIDはCentOSもUbuntuサーバーもダメだった。
RAIDツールでRAIDを解除して、BIOSからSATAコントローラーをRAIDからAHCIモードに切り替えたところ、CentOS Stream 8がインストールできた。
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まぁこの後結局SSHのレスポンスが遅いとか色々ハマって、まともに動くのがUbuntu20サーバーとCentOS 7だけということが判明した。

今日は構成やバージョンやディストリビューションを変えながら計7回くらいLinuxインストールを行った。
すぐにエラーでダメになった試行も含めると15回以上はやってるか。。
今日まじでLinuxインストールしかしてないな。。

結局OSはCentOS 7にした。サポート期間が2024年6月末まであるので、とりあえず2年は遊べそう。
期限が迫ったらまた考えようと思う。

ファイルサーバー構築

一通り検証が終わったので、とりあえず4つあるドライブの1つはOS用にSSDに換装した。
普通のPCと違ってサーバー機はSATAのドライブでも前面のパネルから簡単に取り出せるようになってるので、かなり簡単だ。
サクっと入れ替え完了。
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その他の3ドライブのうち2つはLinux自体のRAID機能を使ってミラーリングするようにした。
色々調べたところ、今はベンダーのソフトウェアRAIDとか使わずにOS自体のRAID機能を使うケースが増えているらしい。

CentOSでのRaidについては以下のサイトを参考にさせていただいた。
2017.l2tp.org

ファイルサーバーのSAMBAについてはサイトによって表記がマチマチで、一応動きはしたけど作法とかセキュリティが分からない。
ということでちゃんとSAMBAの書籍を買ってみた。

そして書籍の通りインストール・設定を実施。
特に難しいこともなくすんなり導入できた。

ラックマウントサーバーに興味を持った方への注意点

  • 写真で見るとスリムで取り回しがよさそうに見えるかもしれないけど、実物はかなり大きくて重たい。
  • 同じ1UラックマウントサーバーでもDELL・HPは排熱ファンの音がかなりうるさいらしい。
  • 電気代に注意。私が買ったもので、24時間つけっぱなしにすると月に600円~800円くらいの電気代がかかる。ラズパイだと月に1台40円~60円くらいしか電気を食わないのでそれと比べると結構高い。あらかじめメーカーサイトで消費電力を調べることが出来たりするので目安として押さえておくと良いかと思う。
    実際に動作中の電力を計ってみたら見積りの3分の1くらいだったので助かった。
  • 型落ち品ではディスプレイ端子がVGAしか無かったりするので、対応モニターが必要。

以上

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