中一理科で出てくる密度による金属の区別というトピックで、適当な金属を探してたところ良さげな標本が売ってたので買ってみた。
なぜか一つだけ非金属(グラファイト)が混じってる。
価格は13,667円。なんか特別高い元素があるのか?まぁ値は張るんだけど、コレクションアイテムとしてもお洒落なのでアリかなと思う。
こんな感じの個包装で届く。
個別のケースが付くので収納したところ。
それで1個ずつ重量とか磁石に付くかどうかなどを調べてみた。
基準として参考にしたのはこちらのサイト。
wikitech.info
結果はこうなった。
やや誤差はあるけど、まぁだいたい合ってるかなという感じ。
特にタングステンは持ってすぐ「重っ」となるのでちょっと感動した。まぁモノそのものは軽いんだけど、鉄と比較すると重量は約2.5倍なので相当重い。
金(きん)を持ったことがある人はサイズの割にとても重いことに感動するらしいが、タングステンは比重が同じくらいなので私はもう経験してしまったということになる。実際に金メッキされたタングステン製品は偽モノの定番らしい。
グラファイト・コバルト・イットリウムとかニオブとかの重量はやや誤差が大きいのでもしかして偽物?とか思ったけど、原材料費を計算してみるとそんなところでウソついても大した節約にはならなさそうなので、たぶん本物。知らんけど。。
私が計算した原材料費は1,000円未満になったけど、加工の人件費・機材・光熱費・保管費・輸送費が別途かかってくる。Amazonで同じメーカーのイットリウムの10gブロック(岩石っぽいやつ)が1,480円、10mmキューブ(4.469g)が3,480円だったので、約2.2個分の加工費として2,000円くらい、つまり1個あたり約1,000円くらいの加工費を取ってる計算になった。
需要を考えると大量生産ってわけでもないだろうからまぁ13,667円というのは妥当な価格なのかもしれない。
今回もモノ自体は「へぇ、小さくてかわいい」くらいの感想なんだけど、錆びたらどうしようと調べる過程で色々と勉強になった。
例えばイオン化傾向とか、不動態被膜とか。
ということで、どこか部屋に定位置を作って飾っておこうと思う。
以上。